つまリ送料無料で出品するよろし-2011 Spring Seller Update-

2011/04/16 23:31

3.11の震災から1ヶ月、まだまだ落ち着かない日々が続いています。国内で起こった大災害、そして現在進行形の原発事故、それと比べたらeBayで起こるあんなコトこんなコトなんて、取るに足らない事のように思えて仕方がないんですけど、それを言ったら、このブログでは書く事が無くなってしまいます。

そんな最中ですがeBayからは、恒例のセラー向けアップデートのお知らせが出ています。
2011 Spring Seller Update

内容についてはeBay Japanに日本語訳がありますから、そちらでどうぞ。
2011年度最初のセラーのアップデート

主な変更点は

  • 手数料
  • eBayショッピングカート
  • エレクトロニクス(電気・電子機器)のカテゴリでのカタログ方式の出品
  • グローバルパフォーマンススタンダードの導入

これ以外にも細かい変更は沢山ありますが、皆さん気になるところは、やはり手数料でしょうか?eBayが3年間掛けて行ってきたオークションコミュニティからバイヤーに優しい分かり易く安全なマーケットプレイスへの改革…つまりはamazon化…を更に確実なものとする変更です。変更は7月までに段階的に実施されますので、このブログでも追々取り上げて行こうと思います。

まずは第一弾、4月19日と目前に迫ったアメリカeBayでのストアを利用していないセラーの手数料変更についてと、それに関連して新しく導入されるグローバルパフォーマンススタンダードについて。

毎月最大50アイテムまでの無料出品

開始価格に関係なく毎月最大50アイテムまで、オークション形式での出品手数料(Insertion Fee)が無料になります。これに伴い開始価格US 0.99ドル以下の出品に対しての月100アイテムの無料出品枠は廃止。
Insertion fees for auction-style format listings

Starting or reserve price Insertion fee
$0.01 – $0.99 Free for 50 listings
per month
(Reserve price付の出品は無料対象外)
$0.10
$1.00 – $9.99 $0.25

$10.00 – $24.99 $0.50
$25.00 – $49.99 $0.75
$50.00 – $199.99 $1.00

$200.00 or more

$2.00

無料出品枠は数としては減りましたが、博打のような0.99ドル出品よりは開始価格に上限が無い方が、無料枠を有効に使えると思います。

FVFがアイテム価格と送料の合計に

そして落札手数料(FVF / Final Value Fee)の掛け率は9%で変更なし。
ただし、現在はアイテムの終了価格のみに掛かってくるこの手数料がアイテム価格+送料から算出されるようになります。eBayの動向をみていれば、この変更は驚くに値しません。
そして、最大手数料額がUS50ドルからUS100ドルへと大幅に引き上げ。

国内翌日配送と海外発送は例外扱い

実施に当たり、国内よりは高くなる海外発送の送料にも等しく課金が行われるのなら、日本から参加しているバイヤーにも相当の影響があるだろうなとの危惧はありました。手数料が増える海外発送を敬遠するセラーが増える恐れがあったからです。
しかし、その点はeBayが回避策をとっています。

Are Final Value Fees charged on One-day and International services?
落札手数料は翌日配送および国際発送に適用されますか?
Final Values Fees will be calculated on the shipping service paid by the buyer unless the buyer pays for a One-day or International shipping option. If a One-day service or International option is selected, the first domestic shipping service offered other than One-day will be used to calculate Final Value Fees. If there are no other domestic shipping services offered, fees will be calculated on One-day service or International service.
落札手数料は、購入者が翌日配送または国際発送オプションの支払いをしなければ、購入者が負担する発送サービスに基づいて算出されます。翌日配送または国際発送のいずれかが選択されると、翌日配送以外の最初の国内発送サービスに基づいて落札手数料が算出されます。該当する国内発送サービスがない場合、翌日配送たは国際発送に準じた手数料が算出されます。

ということで、日本までの発送の費用に関係なく、セラーが第1番目に設定しているアメリカ国内向け発送とFVFは同じです。少なくとも、この変更が理由で日本への発送を渋るセラーが今よりも増える事は無いと思って良いです。

【2012.1.24 Update】
2012.2.23より、この手数料の例外措置がeBay.comにおいてアジア圏のセラーがアジア圏から発送するアイテムに限り、適用されなくなります。
»»コレはヒドイ…FVF計算方法の変更でアジアセラー狙い撃ち

日本から出品しているセラーがとるべき方策

だったら、海外からアメリカへ発送する送料だって同じように例外扱いにしてくれれば良いのに…そう考えるセラーさんもいらっしゃるかと思います。そのように考えているとすれば、まだまだeBay.comに対する認識が甘いと言わざるを得ないでしょう。
この3年間eBayは、特定カテゴリに対して送料に上限を設けたり、保険を別請求する事を禁止したりと、アイテム価格以外に発生する諸費用がローカルのバイヤーに分かり易くなるように努めて来ました。中でも最も簡単でバイヤーが好むであろうFree Shippingの出品には様々な優遇措置を行っています。ローカルのバイヤーが安心してeBay.comの中で買物できるように、どこの国からの発送であろうとアメリカ国内のバイヤー向けの送料に関しては、同様の方針を取るのです。
FVFの算出に送料も含まれるようになることで、アイテム価格を抑えて送料に多少のコストや利益を含めることは全くメリットがなくなり、さらには送料の実費に拘る事も意味がなくなります。
今後Free Shippingを導入するセラーは増えて行くはずです。それらのセラーと競合して勝つためにはどうするか、答えは明らかです。

グローバルパフォーマンススタンダード(Global Seller Standards)

先に、国内翌日配送と海外発送はの送料はFVFの算出では例外として扱われる事を書きました。
ですから、アメリカ国内向けの送料をFree Shippingにしておけば、アメリカ以外への発送費用はどんなに高く設定しても、手数料的には全く問題ない事になります。
しかし、5月20日にはグローバルなセラーの基準が導入されます。eBay.comに出品して、アメリカ以外のバイヤーからも購入して欲しいのあれば、海外送料は今まで通りというワケにもいきません。

6月には海外発送手段と送料の設定が今よりも明確化される予定ですし、8月以降はアメリカ以外のeBayサイトでアイテムを表示させる為にそれらの設定が必須となります。
7月6日からはストアからの出品も同様に、FVFがアイテム価格に送料を加えた総額に適用されるようになります。今まで通りに送料を別で設定するにしても、利益率の見直しを迫られます。Free Shippingに対応できるのであれば実施までに導入を検討した方が良いと思います。場合によっては、eBay以外の場所で販売する事も視野に入れる必要が出てくるでしょう。

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