フランスの判決とアメリカの判決 -eBayブランド訴訟-

2008/07/16 12:07

パリの法廷ではLVMH(Moet Hennessy Louis Vuitton)に大負けしたeBay(***A Message from Trust & Safety’s David Pride – Counterfeits & the LVMH Lawsuit***)ですが、ニューヨークの法廷ではTiffanyを返り討ちにしたようです。
 eBayには摘発の義務なし–ティファニーの偽ブランド品オークション訴訟で(CNET News.com)
法律の違いもあるのでしょうが、フランスでのフランス企業vsアメリカ企業の訴訟と、アメリカでのアメリカ企業同士の訴訟とでは、法廷の温度差があったのではないかと感じました。

実は私も先日…オークションではありませんが、パクリもんをそうとは知らずに購入して怒っています(笑)
70% OFFの大幅値引きに吊られて、定価14800円だったバックを4440円で購入してかなりいい気になってました。
そのバックを持ってお洒落アイテム関係の会社に打合わせに行ったところ、言われたんです。

客「うわぁ〜、cresentさん、それ?サンローラン?」
私「えっ!まさか〜、私がそんなの持つわけないじゃないですか〜。はっはっは….」
客「そうですよね〜。」

そうですよね〜って…納得されて嬉しいのか情けないのか?
私はその辺のアイテムには興味がないので存じ上げなかったのですが、確かに似ている…Yの形の切替えの所なんかまさしく…コレ↓

特徴的な金具は使ってないし、もちろん中にYves saint Laurentのロゴが入っていたりもしません。ですから、コピー品とまでは呼べないですが、デザインはどう見てもパクリ。オリジナルを知っている人が見たら「この人…本物が買えなくてニセモノ持ってる〜」と思うかも…。私は、YSLのバックに似ているから買ったのではなくて、4440円にしては良い物だと思ったから買ったんです〜!!

私が責任を問うべき相手は、アメリカ式判決では、パクリもんが流通するのを放っておいたYSL。で、フランス式判決では、テナントがパクリもんを売っているのを放っておいたデパート。
どっちもオカシイですよね。
私が文句を言うべきなのは、パクリもんと知らずに買ってしまった私自身です。

こういうバカな話は置いといて…この訴訟でブランド各社が問題としているのは、オークションで偽物を掴まされて泣いている顧客達の事ではないのです。eBayで二次的に販売されたアイテムの真贋の責任まで追求され業務が煩雑になった事の迷惑料と、正規の経路での販売機会が失われた事による損失を問題としているのです。
この判決がどう出ようと、eBayから偽物が一掃されるわけではありません。本物も含めて、全ての出品を禁止にでもしない限り…。
残念な事ですが「偽物かも知れない」を念頭に置いてアイテムを選ぶしか防衛策はないようです。

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Comments

2 Responses to “フランスの判決とアメリカの判決 -eBayブランド訴訟-”

  • dell_pe2400 より:

    ブランド品って持つ人がもったら、
    偽者でもそれらしく見えてしまうのかも
    知れないですね。
    とかく、最近は偽者と知っていて買っても
    罪になったりする場合もあるので、
    知らぬが仏かも知れないですね。

  • crescent より:

    dellさん、こんばんは。
    私が持つと、本物でもニセモノっぽく見えるかも(笑)
    ニセモノでも、それなりに需要があるから無くならないんでしょうね〜。

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