たかが30セントされど30セント-PayPal U.S.の手数料変更-

2010/06/21 12:00

6月11日にPayPalの手数料規定変更のお知らせがありました。»»PayPal Blog – PayPal Policy Updates

変更されるのはチャージバック手数料、Refund (返金)の際の手数料など。
この変更はアメリカとカナダだけに適用されるもので、日本のセラーさん方には関係ないです…今の所。

チャージバック手数料

こちらはアメリカのセラーさんに8月24日から適用される変更です。
チャージバックによる返金が発生した際に、セラーのアカウントから引かれるチャージバック処理の為の手数料10ドル料が20ドルに値上げされます。チャージバックで送料含む受取額全額を没収された上に、さらにPayPalに20ドルってセラーさんかわいそう過ぎる〜。
でも、eBayでPayPal Preferredの表示を掲げているセラーさんはこの値上げが免除されるとか。私はペイパルへのささやかな抵抗でPayPal Preferredは表示させてないのですが、もしも日本で同様の値上げがあったら…もちろん!表示します。

Refund (返金)の際の手数料

こちらはアメリカとカナダのセラーさんに8月10日から適用される変更です。そして、もしかすると、この変更で影響を受けるセラーさん方と取引をするバイヤーさんにも影響するかも。

アメリカの通常メンバーのPayPalでの受取り時の手数料は、30セントのTansaction fee (基本手数料)+受取り額の2.9%です。例えば、バイヤーが100ドル送金すると手数料は 0.30 + 2.90 = 3.20ドル、セラーの手取額は100 – 3.20 = 96.80ドル。
現在は、セラーがPayPalのRefundの機能から返金を行った場合、セラーのアカウントからは手取額の96.80ドルが払い出され、そこにPayPalが差っ引いた3.20ドルを加算して、バイヤーへは100ドルそっくり返金される仕組みです。
ですから、手続の手間隙と為替の問題を別とすれば、セラーもバイヤーも金銭的なマイナスは生じません。

これが変更後は、セラーのアカウントからは手取額の96.80ドル + 30セントのTansaction fee = 97.20ドル払い出され、そこにPayPalが2.9%の2.90ドルを加算して、バイヤーへは100ドルそっくり返金する…と。
つまり、バイヤーの二重送金を返金とか、キャンセルに応じて返金とか、セラーに過失のない場合でもなぜか30セントの損をしなければならなくなります。

Refundすればプラスマイナス0でスッキリ終了だったのが、またしてもセラーに負担が…たった30セントぽっちでですけど、気持ち的にはそれ以上の何かがあります。

このセラーとバイヤーの小さな利害の不一致が、確執の種とならなければ良いですけど。

»»PayPal Upcoming Policy Updates

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Comments

3 Responses to “たかが30セントされど30セント-PayPal U.S.の手数料変更-”

  • sakurasushi より:

    こんにちは。いつも ためになる内容を参考にさせていただいております。
    私はTop-rated-sellerとして1年ほど頑張っていたのですが
    最近過去12ヶ月のOpened casesが3つに達してしまい
    Top-rated-sellerではなくなってしまいました。
    ヘコみます。
    オープンしたケースについてはeBay審議によりこちらに非はないと判断され返金等には至らなかったのですが
    ケースがオープンされたら結果にかかわらずカウントされて
    しまうのですね・・・。
    eBay審議で非がないと判断されたのならカウントされるの
    おかしいと思うのですが・・・。ネガティブ評価もそのままですし。
    このセラーが圧倒的不利な状態はずっと続くのですかね・・・。

    • crescent より:

      sakurasushiさん、こんばんは。

      Seller Dashboardでは既にcaseの件数も表示されるようになっていますが、実際にセラーパフォーマンスに影響するのは9月からです。
      ですから、今回Top-rated-sellerでなくなったのは他の数値が基準を満たせなかったからでしょう。caseをオープンしたバイヤーの残したDSRが影響しているのではないでしょうか。

      > このセラーが圧倒的不利な状態はずっと続くのですかね・・・

      はい。そう思います。

      セラーとコミュニケーションを行わずにクレームするバイヤーも中には居ますが、バイヤーがeBayまたはPaypalでDisputeを開くと言うのはつまりは、セラーにトラブルを未然に防ぐ努力が足りなかったともとれます。
      セラーに非のないケースでもカウントされるのはそう言う理由だと思います。

      バイヤーに対して圧倒的不利なのはどのセラーも同じです。(海外から出品してる分、日本のセラーはUS国内セラーよりは若干不利な部分もありますが…)
      今の状態を嘆くよりも、この条件の中でどうすれば他のセラーと差別化出来るか、考えた方が良いです。

      セラーやってない私が言っても、あまり説得力ないでしょうけど…
      この状況でeBayでセラーを続けてる人ってスゴいなぁと、素直に尊敬してます。

  • sakurasushi より:

    こんにちは。お返事ありがとうございます。
    ご指摘いただき確認してみた所、数値が一項目基準に達しておりませんでした。
    ケースの所のチェックが外れていたのでそれが原因であると勘違いをしておりました。ご指摘ありがとうございます。
    いまさらかもしれませんが
    eBayではオークションに出品者として参加しているのではなく
    ショッピングモールにショップとして参加しているという意識を持って頑張ろうと思います。

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