AlibabaがVendioを買い、楽天がBuy.comを買い

2010/07/03 22:11

Alibaba / Vendio

日本ではeBayの出品支援サービスと言えばAuctiva辺りがメジャーですが、Vendioも同様のサービスを提供している老舗サイトで、eBayの公式プロバイダーとしての認定も受けています。
先週、6月24日、そのVendioがアリババに買収されたというニュースが飛び込んできました。サイトを見てみると、既にアリババとAliExpressのロゴがデカデカと

AliExpress.comはアリババが5月に立ち上げた、欧米の中小ECセラーに向けの卸売りサイト。アリババが今回の買収を行った主な目的が、現在8万を超えるというVendio利用者へAliExpressを通して商品を供給することです。
この買収が完了してもVendioのブランド・サービスは今まで通りで、利用者は新たに仕入れの情報とルートを得られようになるのですから悪い話ではなさそうです。一つ気になるとすれば中国製品のイメージでしょうか…eBayでの出品にはVendioのロゴが入りますから、セラーがVendioの利用者かどうかはすぐに分かります。中国製品じゃないのに、そうなんじゃないかと勘繰られて購入を躊躇われるなんてことにはならないかしら?

ともかく、アレコレ買っても今一つ活用し切れてないeBayのお買い物と違って、具体的なビジョンを持ってVendioをお買い上げしたアリババさんは賢いと思います。

楽天 / Buy.com

買収と言えば、もう一つ。5月に楽天がアメリカのBuy.comの買収を発表しています。
Buy.comは1200万人の顧客を抱えるというビッグなEC事業者。同社のマーケットプレイス事業では1000社を超える企業が出品しているとか。
eBay内でも巨大なストアを展開してます。»»Buys-Internet-Superstore
もしかして?楽天市場のショップのアイテムをBuy.comを通じてeBayにも出品…なんて出来るようになったりするのかしら?
いやいや、楽天さんの展望はそんな小ちゃな話ではなさそうです。

楽天は2005年にアメリカのアフィリエイトサービスのLinkShareを買収、2007年には台湾の流通業者「統一超商」との合弁会社設立。そして昨年からはタイのECサイト「TARAD」の買収、中国の「百度(Baidu)」との合弁会社設立、インドネシアのメディア企業「PT Global Mediacom」との合弁会社設立、そしてフランスのECサイト「PriceMinister」の買収と、海外進出を積極的に行っています。今の所、具体的には見えていませんが、ゆくゆくはB to Cでのグローバルな展開を目指しているらしいです。
楽天市場内でも楽天海外販売で海外への販売・発送サービスと個人輸入サービスを行っていますし、つい先日は楽天銀行の事業者向け海外送金サービス開始のニュースもありました。
これらの販売・決済・物流が連携したら、それはスゴいことになりそうですが…まとめるのがまた大変そうだわ。まとまったらまとまったで、日本のユーザーも「ご利用は英語でお願いします」なんて言われちゃうかも

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