PayPalバイヤープロテクションの適用が拡大

2010/12/03 13:16

先日、こんなニュースが出てましたが

PayPal、買い手保護プログラムの適用範囲を拡大
  2010/11/29 14:36 INTERNET Watch

ペイパルジャパン株式会社は29日、オンライン決済サービス「PayPal」において、「バイヤープロテクション(買い手保護プログラム)」の日本における適用範囲の拡大を発表した。
…サイトでの表示や説明と実物が大きく異なった場合にも適用範囲を拡大…

これって、PayPalのポリシーアップデートでは11月1日からって話じゃなかったっけ?
»»11月からのPayPalの規約変更-Notice of Policy Updates-
まあ、いいや。現時点で適用されている事に変わりないから。
これでeBay以外での買い物でもPayPalで支払えば、Buyer Complaint Policy(買い手によるクレームに関するポリシー)ではなく、PayPal Buyer Protection Policy(ペイパル買い手保護プログラムに関するポリシー)の方が適用になるというワケです。

バイヤープロテクション(買い手保護プログラム)

ペイパル買い手保護プログラムのざっくりとした説明はこのページにあります。
https://www.paypal.com/jp/cgi-bin/webscr?cmd=xpt/Marketing/securitycenter/buy/Protection-outside
しかし、このページだけ見て安心していると、いざという時に裏切られた気分になるかも知れませんから、こっちの詳細な規約にも目を通しておいた方が良いですよ。
PayPal 買い手保護(最終更新日: 2010年11月01日)

まずは支払い方。商品を特定せずに払ったり、頭金を先に払ったり、分割で払ったりなどイレギュラーな方法を取ると補償の対象外となる場合があります。
それから購入する商品。「有形で物理的に配送可能な商品にのみ適用」とあるように、デジタルコンテンツ、サービスなどは補償対象外です。その他にPayPalで取引が禁止されている物は、補償対象外です。
そして申請は支払後45日以内に1回限り。申請の内容は基本的に途中で変更は出来ません。クレームを 「商品未受領(INR)」から「説明と著しく異なっている(SNAD)」に変更する場合に限りOKです。

マトモな内容であればかなりの高確率でバイヤー側に有利の裁定がなされます。そして、PayPalで支払った代金全額が戻ってきます。未着(INR)ならまずはコレで解決なんですけど、問題はSNADでのクレームの場合です。

説明と著しく異なっている場合のクレーム/SNAD

商品の説明と異なるものが届いた場合、PayPalの裁定により、返金の条件として売り手に商品を返送するようにと指示が出ることがあります。そして、この場合の返送料金はバイヤー持ち。
なんで?売り手のミスなのに?と思うこともあるかもしれませんが、PayPalのプロテクションで解決する場合はこれが決まりなのです。返送のコストなど、PayPalで支払った代金以上の金額を求めるのであれば、売り手と直接交渉して下さい。
それから、返送が必要となった場合、PayPalの規定では返金は返送した品物の到着が確認出来てからです。返送したのに「届いてない」とかセラーがしらばっくれる可能性はゼロではありませんから、PayPalに返送の証拠を示せるように、必ずオンラインでの追跡が可能な方法で返送してください。そうでないと、お金もアイテムも両方とも失う事になりかねません。

適用が拡大されたPayPalバイヤープロテクションですが、決して万能ではありません。適用範囲は正しく理解しておいて下さい。

TumblrPinterestHatenaGoogle+Share

eBay力アップのために読んでおきたい関連記事

Trackbacks

Trackback URL

[...] 、相手のアカウントに残金がなければ意味がありません。 【2010.12.3 Update】 eBay以外の取引でもBuyer Protectionが適用されるようになりました。 »»PayPalバイヤープロテクションの適用が拡大 [...]
[...] PayPalバイヤープロテクションの適用が拡大 2010/12/03 [...]
[...] 規約改正で、PayPal Buyer Protection Policy(ペイパル買い手保護プログラムに関するポリシー)の適用範囲がeBay以外の取引にも拡大されました。 »»PayPalバイヤープロテクションの適用が拡大 [...]

Comments

2 Responses to “PayPalバイヤープロテクションの適用が拡大”

  • MAX より:

    はじめまして。MAXと言います。
    このブログを参考にeBayを始めたりと
    以前から度々お世話になっています。

    ここで聞いていいものか分かりませんが、Paypalでの
    取引で度々疑問になる事があるんですが
    日本のアカウントでは米国版にはある「Transferring Money」が
    使えませんよね。
    eBay以外のサイトで個人で取引する時、だいたいは「Transferring Money」での支払いを、相手は求めてくると
    思うんですが、
    日本から払おうとすると「商品の支払い」かもしくは
    相手から送られてくる「請求書」から払うかの2通りしか
    ないかと思うんですけど管理人さんはどのようにされていらっしゃいますか?

    また、インボイスに商品の概要が記されている時は「バイヤープロテクション」の対象になるのは分かるんですが、相手のアドレスに「商品の支払い」から直接支払った場合も「バイヤープロテクション」で保護されるものなんですか?

    以前から疑問に思っていたので思い切って
    書き込みさせていただきました。
    よろしくお願いします。

    • crescent より:

      MAXさん、こんばんは。

      日本で「Transferring Money」が使えなくなってから2年程になりますが、元々Transferring Moneyでの送金を求められる事はあまりなかったですし、こちらから申し出るのを止めた為か、この2年間はTransferring Moneyでの送金を求められたことがありません。(コンプライアンスとか色々とウルサくなっていますので…ご理解下さい)
      少額ならこちらから手数料上乗せを申し出るか、MassPayで手数料こちら払いにするか、高額なら口座送金など他の支払方法の方がPayPalより手数料が安い場合もありますし、相手の意向も考慮しつつケースバイケースでしょうか…良い提案が出来なくて申し訳ありません。

      >また、インボイスに商品の概要が記されている時は「バイヤープロテクション」の対象になるのは分かるんですが、相手のアドレスに「商品の支払い」から直接支払った場合も「バイヤープロテクション」で保護されるものなんですか?

      保護されます。
      PayPalサービスの「ユーザー規約」
      https://cms.paypal.com/jp/cgi-bin/?cmd=_render-content&content_ID=ua/UserAgreement_full&locale.x=ja_JP
      7.2の資格要件に記載があります。7.3の対象外の商品に該当しなければ、保護の対象です。

  • 日本郵便からのお知らせ (国際・国内)

  • Find me on Social Network