イーベイの出品規定の変更によりeBay.comでは10月中にReturn policyの記載が必須になります。
August 2008 Update > Checklists for Success(成功へのチェックリスト)
日本からの出品を見ていて思うのですが、この欄にReturn policy(返品の条件)を記載しているセラーさんは少ないです。既に記入が義務付けられたShipping同様、10月からはここを埋めないと出品できなくなりますから、今の内に考えておいた方が良いと思います。
返品の条件を記載する必要があると言っても、必ずしも返品を受け付けなければならないと言うことではありません。「返品不可」を条件にしても良いのです。某国内オークションでは「ノークレーム、ノーリターン」が「返品不可」の決まり文句のようになっていますが、これって英語的にはどうなのでしょうね?
eBayで”no claim, no return”を説明文も含めて検索して見ましょうか…そうすると、検索されたアイテムは殆どが日本から出品のアイテムです。アイテム数自体は、それ程大量でないのは幸いか。
return
は日本語のリターン(返品)と同じ意味で問題ないのですが、claim
は日本語のクレームと同義のつもりで使うのは適切ではありません。日本語のクレームに近いのはどちらかと言えば、complaint
。「claim」を使う場合は何に対して、何を、または何のために「claim」するか目的が必要です。Return policyで使われるフレーズの中で、日本語の「ノークレーム、ノーリターン」の意味に一番近い意味合いで使われているのは「ALL SALES ARE FINAL」かも知れません。関連する言葉では「No Refund.」(返金しません)、「As Is」(現状のままで)などがあります。
イーベイで実際使われている「返品お断り」はこんな感じです。
ALL ITEM(S) ARE SOLD AS IS!, WITH NO RETURN!, FOR ANY REASON(S) AT ALL!!!
全ての品は現状のままお渡しします。いかなる理由によっても返品は受け付けません。
ALL SALES ARE FINAL, NO RETURN, NO REFUND, NO EXCHANGE
ノークレーム、ノーリターン。返金・交換はいたしません
しかし、いくらノークレーム・ノーリターンの条件を記載しても、バイヤーがそれに従うとは限りません。PaypalのSNAD(Significantly Not as Described/アイテムが説明通りの物でなかった)のクレームに対しては何の効力もありません。それに、何より感じ悪い。
それでは返品を受け付けるしかないのか?
それはあなたのリスクマネジメントの手腕次第です。
バイヤーの苦情に対して対処法を考える前に、知っていて欲しいのは、最終的にPaypalにクレームを持ち込んだとして、バイヤー側が最大限得られるのは、アイテムをバイヤー負担でトラッキング可能な方法で返送した後にPaypalで送金した分だけの返金だということ。(虚偽の申告をすれば、返送せずに返金だけ受ける事も出来なくはありませんが…)
極端な話、アメリカのバイヤーが日本のセラーから落札価格$1.99+送料$3.00で購入したアイテムに関してSNADのクレームをした場合、Paypalの裁定では、バイヤーが支払った$4.99の返金を得るには、トラッキング可能な方法で返送、つまりExpress Mail InternationalやPriority Mail Internationalなどの方法での返送が必要となり、送料を20ドル以上も負担しなければならないのです。
セラーは返品受け付けないし、Paypalでクレームにしても損するだけ…それならば…と、バイヤーが早まってNegativeフィードバックを残したり、DSRsでオール1を付けたりしないように「話せば分かる」の協力的な態度を見せておく方が、今のeBayでは、いくらかマシな結果を残せる事もあるだろうと思います…
If there is a problem, we can work together to resolve the problem.
問題がありましたら、解決の為に協力します
We will make every attempt possible to resolve the issue if we made a mistake.
もしも、当方に問題があった場合は、解決のために、いかなる努力も惜しみません
Even though it happens rarely, we do make mistakes on occasion. If that happens, please contact us FIRST!
稀にではありますが、不手際がある場合もございます。そのような場合は、まず私どもにお知らせ下さい。
「金返せ!!」の状況から、逆転勝利でバイヤーの信頼を勝ち取る事ができるかどうかは、アナタ次第








Recent Comments